「APAC Technical Excellence Award」を受賞

このたび、ISMS-AC理事・事務局長　富永典子が、アジア太平洋認定協力機構（APAC） 2025年の年次総会（2025年6月21～28日/インド・ベンガルール）において、「APAC Technical Excellence Award」を受賞しました。
この賞は、APACおよび国際的な適合性評価コミュニティに対して、卓越した技術的貢献を行った個人に授与されるものです。

【受賞理由】
富永氏は、適合性評価分野における国際的専門家として、長年にわたり技術的・制度的な発展に尽力されてきました。

• APAC設立以来最も多い14件のピアエバリュエーション（相互承認協定に基づく認定機関の相互監査）に（うち3件でチームリーダー）参加し、特にISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）分野での専門性と調整力を発揮
• 遠隔監査やISMS認定に関する研修講師としても活躍
• ISO（国際標準化機構）/CASCO（適合性評価委員会）における国際規格策定（ISO/IEC 17024、17012など）に参画
• PAC（現APAC）のCMC（Communication and Marketing Committee）議長として国際広報を推進し、人材育成にも大きく貢献

これらの功績が高く評価され、今回の受賞に至りました。

【APACとは】
アジア太平洋認定協力機構（APAC：Asia Pacific Accreditation Cooperation）は、国際認定フォーラム（IAF：International Accreditation Forum）及び国際試験所認定協力機構（ILAC：International Laboratory Accreditation Cooperation）に認められた、アジア太平洋地域における地域認定協力機関です。アジア太平洋地域の認定機関間での相互承認協定（MRA：Mutual Recognition Agreement）を管理・拡大することを目的としています。

当センターでは、今後も国際相互承認協定及び国際規格策定等の活動への参加を通じて、マネジメントシステムの適合性評価に係る信頼性の向上に努めてまいります。