BCMSとは
地震や火災、新型インフルエンザといった自然災害、人的災害、取引先の破綻、システム障害等の脅威が発生した場合、事業継続を実現する上で影響を及ぼす様々なリスクに対してどのように対応を図っていくかは、組織にとって大きな課題である。このような業務の中断・阻害に対応するために事業継続計画(BCP)策定が必要である。事業継続マネジメントシステム(BCMS)は、様々な環境の変化に対し、BCPを最新で有効に維持・管理する仕組みのことである。それぞれの目的は、次の通りである。
BCMS策定の目的
脅威の発生に伴う事業の中断・阻害に対応し、経営者が望む時間・レベル内に重要な事業機能の継続を確実にすること。
BCMSを構築することの目的
事業の中断・阻害に対するBCPの運用を経営の仕組みと一体化させ、様々な環境の変化に応じた見直しを行い、効率的、効果的に維持・改善し続けること。
※事業継続計画(BCP):業務の中断・阻害後に対応し、事業を復旧し、再開し、あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く文書化された手順。(出典 ISO 22301)
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