アジア太平洋認定協力機構(APAC)の発足について
PAC(太平洋認定協力機構)とアジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC)が統合されてAPACとなります。
一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター(ISMS-AC)
8月24日付けのトピックスでお知らせしました通り、ISMS-ACは国際的な認定機関の協力組織であるIAF(国際認定フォーラム)において、ISMSのMLA(国際相互承認協定)への加盟の調印を行いました。
MLAは、加盟した認定機関間で相互の認定プログラムが同等であることを確認し合う仕組みであり、MLA加盟認定機関の認定を受けた認証機関から取得した認証は、他のMLA加盟認定機関の下の認証と同等であると見なされます。
ISMS-ACは、IAFの下位組織で、アジア太平洋地域の認定機関の協力組織であるPAC(太平洋認定協力機構)にも加盟しており、PACのISMS MLAにも調印しております。
このほどPACと「アジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC)」との統合が決定し、2019年1月1日より新たな単一の地域認定協力機構「アジア太平洋認定協力機構(Asia Pacific Accreditation Cooperation)」として発足します。
これに伴い、ISMS-ACのPACにおける会員資格はAPACにおける対応する会員資格に移行されると共に、「相互承認協定(PAC MLA)」の地位についても新しく発足するAPAC MRAの対応する地位に移行されます。また、APAC MRAは既に「国際試験所認定協力機構(ILAC)」及び「国際認定フォーラム(IAF)」の承認を受けています。
従って、ISMS-ACから既に認定を取得しているISMS認証機関についても、その国際的な相互承認(MRA/MLA)の地位がAPAC移行後も中断や変更することなく維持され、その認証機関による認証もこれまでと同様、他のAPAC MRA加盟認定機関の下の認証と同等であると見なされます。
ISMS-ACは世界的にも多くの認定・認証の実績をもつ認定機関として、新APACにおいても新MRAの運営に様々な面から貢献していきます。引き続き、認定業務へのご理解ご協力をお願い申し上げます。
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